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パッケージ 実績紹介

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ピーシーエー生命保険様 統一的な保険契約管理システム構築に向けWindows2000からSystem iへ移行

※本記事は、「i Magazine 9号」に掲載されたものを、一部編集して掲載しています。

統一システム導入に向けWindowsからSystem i へ

ピーシーエー生命保険は、160年の歴史を持つ世界有数の金融サービスグループ、英国プルーデンシャルグループの一員である。

同グループは、世界中で2000万人以上の顧客に、生命保険、損害保険、年金、投資信託や投資顧問等の総合的な金融サービスを提供しており、2008年6月末時点での運用資産は2560億ポンド(約54兆円)。

ピーシーエー生命保険はその一員として、医療保険や変額個人年金保険を中心に、国内で事業を拡大してきた。2007年度は、新契約年換算保険料98億7700万円と前年度比213.9%、保有契約全体での年換算保険料も239億5100万円と前年度比155.3%の業績を達成している。

そうした業務の中核を支える保険契約管理システムは、2004年に再構築されたWindows 2000上のシステムで運用されてきた。しかし英国プルーデンシャルグループは2005年、香港をはじめ中国・タイ・韓国などアジア各地区のリージョナルオフィスで、System i上で稼働する同一の保険契約管理システムに統一する方針を決定。それに伴い、各国のリージョナルオフィスはそれまで運用していた独自の保険契約管理システムをSystem iへ移行するプロジェクトを開始したのである(システムは英国で開発され、各国が必要に応じてカスタマイズを実施)。

ピーシーエー生命保険 広瀬様、神田様

ピーシーエー生命保険もこの方針に従い、2008年7月に「System i 525」を導入。医療保険とガン保険の2つの新商品を皮切りに、契約管理業務のSystem iへの移行を開始した。「今後は2年程度をめどに、当社が扱う全保険商品の管理を、現在のWindows 2000からSystem iへ段階的に移行する計画です」と語るのは、広瀬繁雄マネジャー(IT部 アプリケーションサポートグループヘッド)である。

System iの導入に際しては、3社のベンダーから提案を受けたが、最終的にはコストと保守・運用の信頼性を評価して2007年6月にベル・データの提案を採用した。2重化体制構築のため、2台の525を導入し、HAソリューションとして「no*MAX」(マキシマム・アベイラビリティー)を採用。2つの新商品が発売される2008年夏を本稼働目標に据え、導入・移行作業が進められた(本番系525はベル・データのデータセンターに委託している)。さらに新・保険契約管理システムの稼働と同時に、新たな電子帳票システムとして「Pandora-AX」(NTTデータビジネスブレインズ)の運用もスタートした。

Pandora-AX導入で新たな電子帳票システム構築

電子帳票は、Windows 2000上で保険契約管理システムを運用していた時代から利用していたが、System iへの移行に伴って、新たな電子帳票ソリューションの導入が必要になった。

同社が電子帳票化の要件として掲げたのは、以下の3点である。

ピーシーエー生命保険 林田様、仁和様

1点めは、プラットフォームの制約がないことである。 「当社にはSystem i 以外にも、UNIXサーバーやWindowsサーバーなど、業務を支援する多種多様なサーバーを導入しています。将来的には全サーバー上で出力される帳票を同一システム上で電子化し、統合管理する計画であるため、導入する電子帳票ソリューションは、特定のプラットフォームに制約されないことが望ましいと考えました」(IT部 アプリケーションサポートグループ スペシャリスト 神田宏志氏)

2点めは、ユーザーごとにきめ細かくアクセス権が設定でき、アクセスの証跡を管理できるなどセキュリティ機能を備えること。これは内部統制対策上も、今後は欠かせないセキュリティ要件になる。そして3点めは帳票設計ツールである「SVF」(ウイングアークテクノロジーズ)との親和性が高いことである。

今回の移行を契機に、帳票の見やすさや使い勝手を高めるため、SVFを導入して、帳票の再設計に取り組んでいます。今後はUNIXサーバーやWindowsサーバー上で利用する帳票も順次、SVFで設計していく方針です。そのためSVFとスムーズに連携し、設計した帳票データを制約なく取り込める点が、電子帳票ソリューションの要件として重要でした」(社内開発グループ システムエンジニア 仁和博樹氏)

数社の製品を検討した結果、上記の要件をクリアするソリューションとして、Pandora-AXの採用が決定した(同時アクセスライセンスとして35ユーザー分を導入)。

現在は、新規契約リストや請求対象リスト、入金結果一覧など主に社内の業務管理で必要とされる20~30種類の帳票が、Pandora-AX上で電子化されている。多くはSystem iのスプールファイルをそのまま電子化しているが、当初の狙い通りSVFの帳票データも一部、取り込んでいるようだ。
「電子帳票は以前から利用していましたが、Pandora-AXの導入後は、帳票の種類が増えたことに加え、ユーザーごとにアクセス権限を設定するなど、全体的によりきめ細かな運用が実現しています」(社内開発グループ リーダー 林田宏氏)

2008年は、System iの導入および帳票設計ツールや電子帳票ソリューションの一新など、今後に向けたIT基盤の整備が完了した年であると言える。2009年は、Windows2000からの対象業務の移行を急ぐ計画だ。

現在は以前利用していた電子帳票ソリューションと並行稼働しているが、保険管理業務でWindows 2000からSystem iへの移行の度合が進むにつれ、Pandora-AXでの管理対象も一層広がることになりそうだ。

ピーシーエー生命保険様システム概要図

ピーシーエー生命保険 Pandora-AX事例(i Magazine 9号掲載記事)
(PDF 299KB/2ページ)

ピーシーエー生命保険のご紹介
160年の歴史を持つグローバルカンパニー「英国プルーデンシャルグループ」の一員です。長い歴史に基づく商品知識や強固な財務基盤を背景に、日本のお客様に質の高い商品とサービスを提供しています。

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